国際協力事業

2008年度:コンサートから開校式まで

2008年度チャリティプログラム
チャリティコンサートスペシャル2009を開催

2009年2月4日、KECは途上国支援活動の一環として、第5回目のチャリティーコンサートを紀尾井ホール(東京都・千代田区)で開催しました。このコンサートはKDDIの協賛により2005年から毎年開催していますが、今年は、同じKDDIグループである(財)国際コミュニケーション基金(ICF)の設立20周年記念事業の一環としても位置づけ、「チャリティコンサート・スペシャル2009」と名づけて2財団で共催いたしました。 今回は、ヴァイオリニストの澤菜穂子さん、チェリストの西谷牧人さんを迎え、末廣誠さんの指揮による50名のN響団友オーケストラにより、シベリウスのヴァイオリン協奏曲、ドボルザークのチェロ協奏曲等が演奏されました。 当日、寒い季節にもかかわらずホール席数の9割近い700名のお客様にご来場いただき、盛況のうちに終演いたしました。

コンサートのチケット売上金に、会場等で皆様からいただいた寄付金ならびにKDDIからの協賛金も加え総額約400万円の収益金を集めることが出来ました。これらは全て、カンボジアで学校建設、奨学金支給、教員養成などの教育支援を積極的に進めているNGO「Japan Relief for Cambodia」(代表Bernard Krisher氏)に寄付し、カンボジアにインターネット接続用の通信装置、発電機、パソコンを兼ね備えた第5校目の学校を建設いたします。

「チャリティコンサート・スペシャル2009」を成功裏に終えることができましたことは、ご賛同いただいた皆様の暖かいお心とご支援のおかげです。厚くお礼申し上げます。

会場となった紀尾井ホール正面入り口
多数のお客様を迎えての入場受付風景
ほぼ満席となった開演前のホール風景
末廣誠さん指揮、N響団友オーケストラ (シューベルト:「ロザムンデ」序曲 作品26)
澤菜穂子さんによる熱演(シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47)
西谷牧人さんによる熱演(ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104)
ホワイエに用意された募金箱(当日、募金いただいた方々に感謝いたします。)
半年間の準備から、コンサート当日まで、裏方として頑張ったスタッフの面々(ICF&KEC)

チャリティコンサートスペシャル2009収益金を贈呈

(第5回チャリティコンサート)
カンボジアにおける学校建設資金

(財)KDDIエンジニアリング・アンド・コンサルティング(KEC)は、(財)国際コミュニケーション基金(ICF)と共催し(両財団は、合併して、現在、KDDI財団)、2009年2月4日(水)に開催したチャリティコンサートスペシャル2009の収益金を、NGO「Japan Relief for Cambodia」(代表:Bernard Krisher氏)に寄贈しました。

寄贈額は、コンサート収益金とKDDIからの協賛金を合わせたUS$39,500で、これによってカンボジアの子供達のために、第5校目となる学校(VSAT:小型衛星通信設備付き)の建設費用とコンピューターや英語を教える先生の給料が賄われます。

学校の建設場所は、これから決定されますが、現在、KECがコンサルティングを通じて支援を行っている、同国における光ファイバー通信網の敷設ルートなども考慮しつつ、将来的に「新KEC学校」を地域の通信ハブとして機能させ、地域コミュニティーの支援拠点としたいという夢を持って、検討を進めています。

学校名は「The (学校建設地名)KEC school」となり、学校壁面には寄贈者名が表示され、来年3月までには、第5校目となるKEC学校が開校する予定です。

署名後、握手を交わすKrisher代表と赤澤KEC常務理事(覚書署名のため訪問したご自宅にて)
両者サインが整った覚書

チョップKDDI学校の開校式

2009年2月に開催された「チャリティ コンサート スペシャル2009」(ICF設立20周年記念事業&第5回KECチャリティーコンサート共催)の収益金とKDDIからの協賛金が寄贈され、カンボジアで建設が進められてきた学校が、この度 無事完成しました。KDDIグループとして第5校目となる同学校は、村の名前を付して「The Chop KDDI School(チョップKDDI学校)」と命名されました。新しい学校は、アンコールワットで有名なシェムリアップの町から北へ、舗装なしの穴だらけの道を四駆車に揺られて1時間程のところに位置します。

2010年3月3日、学校敷地内に設けられた会場で執り行われた開校式には、KDDI財団から伊藤理事長と梅澤国際協力部長が出席し、チョップ村の所属する地区の行政長、学校長、先生、父兄、生徒約250名ならびに地元の方々から暖かい歓迎を受けました。

開校式は、僧侶のご祈祷から始まり、地区長や伊藤理事長の挨拶のあと、オープニングのリボンカットが行われ、できたばかりの教室の中で、伊藤理事長たちから子供たち1人1人に文房具のプレゼントが手渡され、子供たちは大喜びでした。伊藤理事長は挨拶の中で「子供たちは国の宝で、この学校からも次々と宝が育ち、30年後にはこの子供たちが国を支える様子が見えます」と希望を託されました。

新設された学校校舎には、KDDIグループ寄贈のパソコン、インターネット接続用の小型衛星通信装置、自家発電装置が配備され、カンボジアの将来を担う子供たちのICTリテラシー向上と英語習得に向けての特別な取り組みがもう始まっています。

学校の全景。開校式を祝う旗が立てられている。校庭の整備はこれから
校舎には“The Chop KDDI School”の銘版が
カンボジア教育省からの感謝状を受け取る伊藤理事長
オープニングのリボンカットをする伊藤理事長
生徒一人ひとりにお祝いのプレゼントを
生徒も先生も初めて触るPCとインターネットに興味津々
学校にはVSAT用のアンテナが取り付けられており、生徒たちはインターネットへアクセスすることができる
みんなで記念撮影、生徒たちの笑顔が印象的

※KECおよびICFは合併し、2009年10月よりKDDI財団となる。