国際協力事業

フィジー国南太平洋大学遠隔教育・情報通信技術強化

南太平洋大学 (USP) は、フィジー国に本部を置き、地域島嶼国12ヶ国によって設立された域内最高水準の高等教育機関です。

USPNetは、USPのフィジー本校 (ハブ局)と分校 (リモート) 11局で構成される衛星イントラネットであり、1998年から日本が オーストラリア、ニュージーランドと協調して実施した無償資金協力「南太平洋大学通信体系改善計画」により構築されました。これにより同時双方向の音声と画像による遠隔教育が可能になりました。 (当財団はこの構築に際しコンサルタントとしてUSPNetの設計、工事施工監理を行いました。)

その後、USPはフィジー国政府を通じて、我が国に対し、南太平洋地域の社会経済開発にとって重要な、情報通信工学関連の人材育成と研究開発の推進を行う等の技術協力プロジェクトの実施を要請してきました。このプロジェクトの推進に当たり、USP情報通信インフラストラクチャの中核をなす USPNetの強化が最重要課題となっていました。このため、当財団は、国際協力事業団 (JICA) の委託を受け、将来を見据えたUSPNetの中長期計画の策定にあたる短期専門家を、2002年7月にフィジー国に派遣しました。

派遣された短期専門家は、南太平洋大学内のUSPNetハブ局に駐在し、大学幹部、遠隔教育関係者、地方の大学分校関係者、通信事業者等から意見聴取を行い、USPNetの現状および問題点を把握しました。その上で、南太平洋大学の長期戦略、遠隔教育に関する基本方針を勘案しながら、目標とする将来のUSPNet構成を設定し、その実現に向けての中長期計画を策定し、2002年9月にJICAに提出しました。

USP関係者との打合せ
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USPコンピューター教室
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