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国際協力事業について

国際社会の健全な発展に資することを目的に、開発途上国を対象に、海外研修、デジタルデバイド解消プロジェクト、教育文化支援活動を推進しています。

海外人材育成

国際社会におけるデジタルデバイド解消のためには、開発途上国への技術移転およびその人材育成が不可欠です。KDDI財団では、政府機関、国際機関、民間企業等からの要請に基づき、情報通信に関する技術、運用管理業務などの技術訓練を企画し、開発途上国からの研修員を対象とした技術訓練を実施しています。KDDI財団では、1957年にKDD(国際電信電話株式会社)が初めて海外研修員を受け入れて以来の伝統ある事業を受け継ぎ、開発途上国の経済発展に寄与する人材を育成するための、未来への投資を継続しています。
(参考)海外研修受講者数:約6,000名/144ヶ国(1957年~2020年まで)

ICT関連研修の実施

主にアジア・太平洋諸国を対象に、APT(Asia Pacific Telecommunity:アジア太平洋電気通信共同体)などが主催する研修を受託・実施しています。

デジタルデバイド解消プロジェクト

情報通信技術(ICT:Information Communication Technology)が著しく発展する中で、それらを活用できる人とできない人、いわゆるデジタルデバイドによる貧富・機会の格差が大きくなっています。当財団では特にアジア・太平洋諸国に生じている国際間デジタルデバイドの解消に貢献するために、APT(Asia-Pacific Telecommunity:アジア太平洋電気通信共同体) および現地政府機関と連携して各種のパイロット・プロジェクトを企画・実施しています。

ベトナム

全世界に蔓延しているコロナウィルスはベトナムでも猛威を振るっています。KDDI財団ではAPTの国際共同研究として、同国NIICS(情報通信国家戦略機構)、MIC(ベトナム情報通信省)と協働してウィルス感染者の症状チェックや行政によるオンライン調査を実現する、チャットボットを活用したアプリケーション開発に取り組んでいます。

モンゴル

日本が開発したEWBS(緊急警報放送システム)をモンゴル国のルーラルエリアで応用する防災情報発信の調査研究が、2021年度APTの国際共同研究として採択されました。現在、同国のCITA(通信情報技術庁)、NEMA(国家非常事態庁)、MNB(モンゴル国営放送)および日本のJTEC(一般財団法人 海外通信・放送コンサルティング協力)と協働して調査を進めています。

現在実施中の案件・過去の活動実績

途上国教育・文化支援

KDDI財団では、カンボジア、ミャンマー、ネパールで教育支援を行っています。教育支援の成果が見えるまでには時間がかかりますが、少しでも多くの子どもたちに質の高い教育を提供し、未来を担う人財の育成に貢献したいと考えています。
また、カンボジアでは、伝統芸能(大型影絵芝居スバエク・トム)継承のための支援を行っています。子どもたちが自国の文化への理解を育めるよう、学校支援活動と連携することも含めた支援を目指しています。

カンボジア

学校建設・KDDIスクールでの活動

カンボジアの教育支援は、NGO World Assistance for Cambodia (WAfC)の協力のもと、学校が遠くて通えない子どもたちや、屋根と柱だけの教室で勉強せざるを得ない子どもたちのために、ルーラルエリアに学校を建設することから始まりました。学校名は「村の名前+KDDIスクール」としています。
各KDDIスクールでは義務教育のほかに、パソコンや英語の教師を派遣して課外授業を行っています。また、不定期で音楽や美術、体育といった情操教育も企画・実施しています。

「小さな美術スクール」(Small Art School)

当財団が支援する「小さな美術スクール」は、アンコールワットで有名なカンボジア、シェムリアップに2008年に設立された子どものための無料美術スクールです。KDDIスクールへの出張授業、カンボジアの伝統芸能「スバエク・トム」を鑑賞して絵本を作るプロジェクト、からくり人形作りのワークショップなど、美術をベースとした活動でご協力いただいています。
財団の印刷物には「小さな美術スクール」の生徒たちの作品を多く使用しています。

スバエク・トム(大型影絵芝居)継承支援

スバエク・トムは、アンコール遺跡で名高いシェムリアップ地方に伝わる大型影絵芝居で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されたカンボジアを代表する伝統芸能です。
KDDI 財団では、2011 年より、内戦で途絶えかけたスバエク・トムの継承・復活を目指すティー・チアン一座への支援を開始し、現地のKDDI スクールで生徒を対象としたワークショップや屋外上演を実施するほか、2014 年には雨季でも練習や公演が可能となるよう、練習場兼劇場を寄贈しました。

ミャンマー

ニューゼロ アートビレッジスクール(New Zero Art Village School)

ヤンゴン郊外、ペイネーコン村のNew Zero Art Village Schoolへの支援は、現代芸術家のAye Ko氏を中心として、美術の授業を行うことからスタートしました。
「誰もが自由な表現力を身につけることができるように」との思いから、授業は子どもだけではなく、村の大人も参加することができます。今では英語やパソコン、音楽やダンスの教室も実施して行います。

アプリケーションコンテスト

プログラミング開発能力や企画・英語でのプレゼンテーション力向上を目的に、教育省傘下でIT系学部を設ける全ての大学の学部生を対象としたアプリケーションコンテストをミャンマーコンピュータ連盟と共同で開催しています。

大学教員向け技術研修

大学でのネットワーク利用技術向上を目的に、APNIC(注)財団と共同で、大学教員向けのネットワーク技術ワークショップを開催しています。
(注)APNIC:アジア太平洋地区のIPアドレス管理団体

ネパール

ロボットプログラミング教育

ネパール・ラリトプール市にて論理的思考力や問題解決力を楽しみながら育む「ロボットプログラミング教育」を実施しています。

コロナ禍での自宅学習支援

ネパールでは、コロナ禍により大半の公立の小中学校が閉鎖されました。自宅にインターネットがなくても子どもたちの学習が継続できるよう教科書に加えて、タブレットとワークブックを活用する自宅学習支援に取り組んでいます。

視聴覚障がい生徒向けデジタルコンテンツ制作

ネパールでは、人口の約16%が視聴覚に何らかの障がいを持っているといわれています。デジタル教材にテキスト読み上げ機能の搭載や手話を挿入するなど、視聴覚障がい生徒向けのデジタルコンテンツ制作に取り組んでいます。

チャリティーコンサート

毎年3月に開催しています。収益金はすべてカンボジアやミャンマーの教育支援に活用します。

その他

海外・国内コンサルティング実績