2011年度:チャリティ コンサート
2011年度チャリティ プログラム チャリティ コンサート クラシック 2012を開催
ストリングスが織り上げる、春の一夜のタペストリー
川井 郁子 ~名曲たちへのオマージュ~
カンボジアの教育支援を目的として年に1度開催しているチャリティコンサートクラシックも今回で8回目を数えます。これまでカンボジアに建設した7校の学校に日々通う子供たちの数は2100人にも達しています。
2月15日に開催した今回のコンサートでは、クライスラー、ショパン、ホルストなどの名曲の数々を、バイオリニスト川井郁子さんの織りなす、心地よく暖かい音色でお楽しみいただきました。誰もが一度は聞いたことのあるやさしい音楽に包まれ、ゆったりとしたひと時をお過ごしいただけたことと思います。
なお、コンサートの収益金はすべてチャリティ活動に充てますが、今回は、カンボジアに学校を建設して子供たちの教育支援を行うほか、一部を東日本大震災の復興支援のための義援金として、日本赤十字社に寄付いたします。ご支援いただいた方々に心から感謝いたします。ありがとうございました。
チャリティ コンサート クラシック2012収益金を贈呈
(第8回チャリティコンサート)カンボジアにおける学校建設資金 及び東日本大震災復興支援のための寄付
2012年2月15日に紀尾井ホールで開催した「チャリティ コンサート クラシック 2012」の収益金4,097,768円を、NGO「World Assistance for Cambodia」(WAfC、 代表:Bernard Krisher氏)と日本赤十字社にそれぞれ寄付しました。
World Assistance for Cambodia:3,664,968円 (カンボジアに学校校舎を一棟建設)
日本赤十字社:432,800円 (東北大震災の復興支援)
キィレッKDDIスクールの開校式
1月16日早朝、カンボジアの北西部、タイ国境近くのバンテミエンチャイ州キィレッ村で第8校目の学校Khy Lek (キィレッ)KDDIスクールの開校式が執り行われました。これまで校舎が足りず、近くのお寺の軒先を借りて勉強していた子供たちが真新しい教室で勉強できるようになりました。
式典では、財団の伊藤理事長がクメール語の挨拶で始まるスピーチを行い、「勉強して自分の未来や国の未来を切り開いてほしい」と子供たちにエールを送りました。
今回は、KDDIの支援によりクメール語/英語の絵本を制作したNPO XYZ(クロスワイズ)の横井理事長も式典に参加されました。
参加者みんなで子供たち一人ひとりに絵本やパンの缶詰「救缶鳥」を手渡し、また短い時間でしたがいっしょにシャボン玉や風船で遊ぶ時間を取ることができ、子供たちは大喜びでした。
午後にはCHOP KDDIスクール(第5校目の小学校)を再訪し、「カンボジア文化支援」の一環として生徒向けにカンボジア伝統芸能スバエク・トム(影絵芝居)のワークショップを開催。日が暮れてからは校庭に大きなスクリーンを設置して、かがり火による影絵を上演しました。大勢の村人が集まり、笑い声を上げて楽しんでいました。
今年は日カンボジア友好60周年の年にあたり、キィレッKDDIスクールの建設・開校はその公式記念行事の1つに認定されています。