広大な国土を持つモンゴル国では、基幹網はファイバーで構築が進んでいますが、遊牧民が居住する国境沿いの集落は、基幹網の接続ポイントから距離が離れており、広帯域インターネットが実現していません。そこで、衛星による広帯域インターネット接続のパイロット導入をし、技術面のみでなく運用コスト的にも継続して使用可能か検証を行いました。
今回、実施した集落は、北部山岳地域のTsagaannuur村、南部砂漠地域のKhatanbulag村、東部平野地域のKhalkhgol村の3か所。広帯域インターネットが開通したことで、行政、教育、医療サービスのさらなる向上が期待されており、また今後の拡充/展開も検討がなされています。