バングラデシュでは国民の約半数が農業に従事しており、農業分野でのICT活用が期待されています。通信規制庁、農務省などと協力関係を確立し、農家支援のためのモバイルアプリ開発プロジェクトを立ち上げ、首都ダッカから北西方向に約40km離れたダムライ郡の農村にて実証試験を実施し、運用の評価後、無料の一般公開を行いました。農業モバイルアプリでは、天気予報、作物毎作付面積情報、農務省連絡担当者リスト、土壌塩分濃度レベルによる作物、無農薬栽培作物やその方法を検索することが可能です。今後、農務省にて活用し、機能を拡張していく予定です。