コロナ禍での自宅学習支援

KDDI財団は、2021年2月より、ネパール・ラリトプール市の6校において、タブレットによる自宅学習支援を開始しました。

ネパールではコロナ禍により長期間にわたり大半の公立の小中学校が閉鎖されました。インターネットがなくても教科書に加えてタブレットとワークブックを活用して学習を継続する自宅学習支援を行っています。

現地調査では、コロナ禍により、「4~6割程度の児童生徒は家族の出身地へ帰郷しカトマンズ盆地から離れている」、「1~3割程度の家庭にしか携帯電話含むインターネット環境がない」、「テレビやラジオによる学習は一方通行のためにモチベーションが上がらない」などのことが分かりました。タブレットはインターネット接続不要で利用でき、モチベーションを維持して継続的な学習ができるできる有効な自宅学習支援だと考えています。

スピーチをするリトプール市長(写真右)
タブレット配布前に学力テストを受ける生徒たち
タブレットの使い方についてオリエンテーションを受ける先生方
タブレットの使い方を習う生徒たち