ミャンマー教育支援
過去の活動実績

アートクラス開催とSkypeによるワークショップ

2014年10月4日、5日の2日間、KDDI財団はミャンマーのヤンゴン郊外ペイネーコン村で、現地のNGO New Zeroと共同で子供たちのためのアートクラスを開催し、小学校に画材等を寄付しました。

講師にはKDDI財団がカンボジアで支援している「小さな美術スクール」から日本人教師を招き、村の小学生約60人がお絵描きに挑戦しました。「絵の具やクレヨンを持つのは初めて」という子供たちは、鉛筆の削り方、筆の持ち方といった基礎から習いましたが、その集中力は目を見張るものがあり、休憩も取らずに真剣に色を重ね、たった2日間で全員が色彩豊かな作品を仕上げました。

子供たちからは「楽しかった。また絵を描きたい!」との声が聞かれ、また校長先生からは「これからは道具もあるのでもっと絵を描く機会を作ってコンテストにも応募してみたい」と、喜びと感謝の言葉をいただきました。

このアートクラスの第2フェーズとして、子供達が描いた絵をヤンゴン市内のNew Zero Art Spaceに展示し、展示即売会を開催し、売り上げを子供達の小学校に寄付しました。

展示会初日となる2015年1月17日には、初めてヤンゴンを訪れるという子供達が緊張の面持ちで会場を訪れ、自分たちの絵がきれいに飾られているのを見てうれしそうにしていました。この様子はMNTVのニュースでも取り上げられました。

午後には、KDDIミャンマーの会議室を会場として、カンボジアの「小さな美術スクール」(10月のアートクラスで日本人教師をミャンマーに派遣)とSkypeでつなぎ、カンボジアとミャンマーの子供たちがお互いの絵を鑑賞したり、お互いの国の様子を話したりと、楽しい交流の時間を持ちました。スクリーンに向かって「先生、また絵を教えに来てください!」と声をかけるミャンマーの子供達の姿が印象的でした。

一人一人に指導します
みんなの前で発表
作品に満足の様子
絵の具や画材を寄付しました
出来上がった作品を手に記念撮影
ヤンゴンでの展示会
ワークショップの様子(カンボジア)
ワークショップの様子(ミャンマー)