ICTは障がいのある子どもたちにも効果的な学習環境を提供できる可能性があります。これまで、ラリトプール市において視聴覚障がい児童・生徒向けの手話および音声読み上げ用のデジタル教材(電子図書)を実装したサーバーを設置し、パソコンからアクセスすることで、授業での活用と現場の教育能力向上に取り組んできました。
また、ネパール語の書籍を光学式文字リーダーで読み込み、自動的にデータフォーマット化し、パソコンでの読み上げおよび表示を可能とするアプリケーション開発にも取り組んでいます。さらに2023年度は、ネパールの遠隔地の特別支援学校5校へ、これらのICT環境を導入しました。