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KDDI財団について

理事長挨拶

国境を越え、文化を越え、情報が自由に行き交う現代社会。私たちは、かつてないほどの「つながり」と、そこから生まれる無限の可能性を手にしています。その一方で、デジタル化の恩恵から取り残される人々や、偽情報が社会に与える影響など、私たちが向き合うべき新たな課題もまた、複雑さを増しています。このような光と影が交錯する時代において、情報通信技術が真に人類の幸福と世界の調和ある発展に貢献するために、私たちに何ができるのか。その問いこそが、KDDI財団の活動の原点であります。

私たちKDDI財団は、「国際的視野のもと、情報通信の恩恵を広く社会に還元し、その健全な発展に寄与する」という基本理念を掲げて活動する公益財団法人です。この理念は、未来の予測が困難なVUCA(Volatility=変動制、Uncertainly=不確実性、Complexity=複雑性、Ambiguity=曖昧性の頭文字)の時代において、持続可能でよりよい世界を目指すSDGsの精神とも深く通底しています。

私たちの活動は4つの事業が柱です。未来への投資として若者の学びを支援する助成事業。持続可能な社会をリードする研究者を顕彰する表彰事業。情報通信インフラ整備などで人々の生活向上に貢献する国際協力事業。そして、ICTで地域間の情報格差を是正し、地方創生を後押しするICT普及事業。これらを有機的に連携させ、理念の実現に努めています。

半世紀以上にわたる歩みの中で、私たちは常に時代の変化を捉え、社会が真に求める貢献とは何かを自問し続けてまいりました。その歴史の中で育まれた、国内外の研究者や技術者、そして志を同じくする多くのパートナーとの絆は、何物にも代えがたい私たちの財産です。この確かな連携を力に変え、複雑化する社会課題に対して、これまで以上に柔軟かつ大胆なアプローチで挑んでいく所存です。情報通信の持つ無限の可能性を信じ、より良い未来を切り拓くこの挑戦を続けるために、皆さまには引き続き温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

公益財団法人KDDI財団
理事長中村 元

財団の理念

国際的な視野のもと、わが国の内外において、
ICTの恩恵を広く社会に還元し、
ICTによる世界の調和ある健全な発展に寄与します

KDDI財団は、1974年設立の(財)KDDIエンジニアリング・アンド・コンサルティングと1988年設立の(財)国際コミュニケーション基金の双方の理念・資源を統合し、2009年10月に設立、その後、2012年4月1日より内閣府所轄の「公益財団法人」として新たなスタートを切り現在に至ります。
「国際的な視野のもと、わが国の内外において、ICTの恩恵を広く社会に還元し、ICTによる世界の調和ある健全な発展に寄与します」を理念に、コロナ禍で変容する様々な社会課題等に柔軟に対応し、ICTの利活用を通じて、SDGs(Sustainable Development Goals)の実現に向け取り組んでいます。

財団の事業

助成事業

情報通信の健全な普及・振興と、社会の調和ある発展への貢献

ICTの普及・振興に資する研究および事業に対して、9つの助成プログラムを実施し、社会・経済、文化の発展に貢献しています。

表彰事業

情報通信に係る学術研究の振興に向けての貢献

ICT の普及・発展およびグローバル化、ならびにICT を利活用した社会的課題の解決など、社会の持続的発展に貢献するICTの研究や活動において、顕著な業績を挙げた研究者を表彰しています。
2021年度からは、KDDI Foundation Awardとして、「KDDI Foundation Award 本賞」「KDDI Foundation Award 業績賞」「KDDI Foundation Award 貢献賞」の3つの賞を通じて、ICT分野でのさまざまな学術研究の振興に貢献する研究者の活動を支援しています。

国際協力事業

国際相互理解の促進と国際社会の発展に向けての貢献

国際社会の健全な発展に資することを目的に、途上国においてICTを核としたハード・ソフト両面での支援を実施、途上国の持続的な発展に貢献する国際協力事業として、技術・教育・文化支援を実施しています。
技術支援では「海外人材育成」、「デジタル・デバイド解消プロジェクト」、また教育支援では「チャリティーコンサートによる小学校開設」や「コロナ下での学習支援」、文化支援では「伝統芸能」や「音楽・美術教育」の普及等にも取り組んでいます。

ICT普及事業

高度情報化社会の発展に向けての貢献

高度情報化社会の発展に寄与するため、ICTの普及・振興に貢献することを目的とした以下のICT普及事業を行っています。
  • ①MCPCモバイルシステム/MCPC IoTシステム技術検定受検対策講習会
  • ②国際コミュニケーション・フォーラムの開催(情報通信学会との共催)
  • ③衛星通信年報の発行

組織・役員等名簿

公益財団法人KDDI財団 評議員名簿

(敬称略・五十音順)(2026年6月5日現在)
氏名
所属・職位
伊藤 寿浩
日本放送協会 理事・技師長
内海 善雄
元国際電気通信連合 事務総局長
尾家 祐二
九州工業大学元学長 名誉教授、株式会社QTnet 参与、九州電力株式会社 取締役監査等委員
姜 尚中
東京大学 名誉教授、熊本県立劇場館長
菅谷 実
慶應義塾大学 名誉教授
髙橋 誠
KDDI株式会社 代表取締役会長
土井 美和子
国立研究開発法人情報通信研究機構 監事
中田 誠司
株式会社大和証券グループ本社 取締役会長 兼 執行役、大和証券株式会社 代表取締役会長
森田 朗
東京大学 名誉教授、一般社団法人次世代基盤政策研究所 代表理事

公益財団法人KDDI財団 役員名簿

(敬称略・理事は五十音順、◎常勤)(2026年6月5日現在)
財団役職
氏名
所属・職位
理事長
中村 元
公益財団法人KDDI財団
株式会社KDDI総合研究所 代表取締役会長
専務理事◎
江上 朋悌
公益財団法人KDDI財団
理事
江﨑 浩
東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授
理事
大橋 弘
東京大学 副学長、同大学院 経済学研究科 教授
理事
勝木 朋彦
KDDI株式会社 取締役執行役員常務 CSO兼CDO
経営戦略本部長 兼 オープンイノベーション推進本部長
理事
加藤 寧
東北大学大学院 情報科学研究科 教授
理事
関根 千佳
株式会社ユーディット 会長 兼 シニアフェロー、
放送大学・美作大学 客員教授
理事
長谷山 美紀
北海道大学大学院 情報科学研究院 教授
理事
山内 弘隆
一橋大学 名誉教授
理事
脇濱 紀子
京都産業大学 現代社会学部 教授
監事
髙津 靖史
髙津公認会計士事務所 公認会計士
監事
谷川 達也
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士

公益財団法人KDDI財団 審査委員名簿

(敬称略・五十音順)(2026年 6月5日現在)
財団役職
氏名
所属・職位
委員長
森川 博之
東京大学大学院 工学系研究科 教授
委員
伊藤 由希子
慶應義塾大学大学院 商学研究科 教授
委員
小野 智弘
株式会社KDDI総合研究所 Human-Centered AI研究所長
委員
眞田 幸俊
慶應義塾大学 理工学部 電気情報工学科 教授
委員
宍戸 常寿
東京大学大学院 法学政治学研究科 教授
委員
末松 憲治
東北大学 電気通信研究所 教授
委員
高田 潤一
東京科学大学 執行役副学長(国際担当)
委員
戸川 望
早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 教授
委員
中小路 久美代
公立はこだて未来大学 理事・副学長、
システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 教授
委員
中村 彰宏
中央大学 経済学部 教授
委員
林 秀弥
名古屋大学大学院 法学研究科 教授
委員
村上 陽亮
株式会社KDDI総合研究所 執行役員
委員
湧口 清隆
相模女子大学 人間社会学部 地域クリエーション学科 教授、学科長
兼 専門職大学院 社会起業研究科 教授

財団の沿革

年度
概要
1974
(財)KEC(KDD Engineering & Consulting)発足
事業内容:発展途上国ICTインフラ構築支援・海外研修・助成事業・カンボジア学校建設・チャリティコンサート
1988
(財)ICF(International Communication Fund)発足
事業内容:助成事業・表彰事業・科学実験教室
1998
(財) KECが(財) 国際衛星通信協会の事業を継承
2009
(財)KECと(財)ICFの合併により、(財)KDDI財団発足
2012
公益財団法人に移行

所在地・アクセスマップ

〒102-8460
東京都千代田区飯田橋3-10-10
ガーデンエアタワー
FAX: 03-6328-3053
東京メトロ東西線「飯田橋」駅 徒歩5分
東京メトロ有楽町線・東京メトロ南北線「飯田橋」駅 徒歩6分
都営大江戸線・JR線「飯田橋」駅 徒歩7分
JR線「水道橋」駅 徒歩4分
東京メトロ東西線・都営新宿線・東京メトロ半蔵門線「九段下」駅 徒歩10分